加藤シゲアキくん30歳によせて

加藤シゲアキくん、30歳のお誕生日おめでとうございます!

 

私自身、自担とか推しと呼ばれる人のすぐ何年か後を追って年をとるのも初めての経験で、
ここ数日よくtwitterで目にした20代最後の◯◯、という響きに、
センチメンタルになってしまったりもする。
だけど30歳になろうとする今、一番体が動く!というシゲの言葉。なんて頼もしいんだろう!
私は、努力は必ず報われるなんて思わない。
シゲが誰よりも努力しているなんて言うつもりもない。
ただ、自信をもって努力を重ねている加藤さんの姿がこれだけ美しいという事実があるだけだ。


あなたの姿があまりにもまぶしすぎて、直視できないことがある。
顔の美しさもそうだし、マインドも才能もすべて。
こんな私がファンでいていいのかなと思うこともよくある。
だけどもファンでいるということは本質的に勝手なことだし、一方的なことだ。
ファンでいていいのかなと思うこと自体、勝手極まりないと思う。
どれだけ御託を並べたところで、結論は決まってる。
加藤シゲアキがとにかく大好きだ!!

 

自分自身を鼓舞して一歩一歩努力を積み上げて高みに上ろうとする力強さを、
大きな世界観であらゆる事象をやわらかく包み込んでいく広い優しさを、
正直で雄弁ででも常に物事を冷静に見つめている知性を、
あなたの背筋や指先をピンと張り詰めさせているそのプライドを、
見つめさせていてほしい。

 

30歳の加藤シゲアキくんをこれからも応援させてください。

本当におめでとう!

(ネタバレ有)NEVERLAND入国してきました

NEWS NEVERLAND 静岡4/30 1部、大阪5/6の各公演に参加してきました。
人生初のNEWSのコンサート。齢アラサーにして人生初のジャニーズのコンサート。
2回参加しさらに数日経ってやっとではありますが、ここに思いを書き残しておきます。

初めてのジャニーズのコンサートということで多くの不安がありました。
初日には4月の末が限りなく遠い未来に思えました。
そんな私にも入国の日はちゃんと巡ってきた。
そして、あきらめかけていた大阪でも奇跡的に入国が叶った。

心配事はいろいろと。
グッズ列(結局まったく並ばず買えた)、ペンライトの振り方などノリ全般(自然に周りと合わせられた)、同行者との温度差(これはほんとになっっんにも心配いらなかった)、等々。
その中でも大きくあったのが、NEWSをこの目で見たら私の中のNEWS観が今までのNEWS観と変わってしまうのではないかという怖さ。
そんなのはまったくの杞憂でした。
生で見るNEWSのメンバーは、私がメディアを通して見てきたメンバーと、何の違いもありませんでした。
一言で言うならば、期待通りに期待以上だったんです。
それが何より嬉しかった。

メンバーが近くに来た時の中でも一番印象的なのは、リフターに乗った手越さんの姿。曲間やイントロのちょっとした時間に一秒も止まることなく絶え間なく表情をくるくる変えながらノンストップでファンサしまくる姿。
それは私の知っている手越さんだったし、それと矛盾するようだけれど、私の知っている手越さんの上をいくレベルで手越さんだった。
うまく言葉にできないけれどとにかく、強烈に記憶に残っている。

バラせばトラックに積み込めるセットから繰り出される驚くべき仕掛けたち。
ちょっと目を離した隙に形態を変える舞台装置。
時に黒子の役割をし、時に無邪気にじゃれ合い、またある時には振り付けなどの案内役を務めてくれるJrたち。
なんの変哲もない通路を本当にアイドルが通ること。
目に映る全てが新鮮でした。

そうそう、ライブハウスやホールに慣れている私には、アリーナが近いとか狭いという概念がどうしても理解できなかったのですが、2会場参加してみてそれがとてもよくわかりました。
アリーナが狭いというのは、確かにドームに比べて相対的に狭いと言っている部分もあるんだろうがそれだけではなく、ジャニーズのステージ構成やスタトロといった様々な装置がアリーナを狭くしてくれているんだということ。
2階ともスタンドで、メンステから比較的遠く、スタトロにもそこまでものすごく近かったわけではないですが、NHKホールとか東京国際フォーラムホールAの2階3階の席よりずっと近く感じられました。

いろいろと書きたいことはありますがキリがないので、
特に印象に残った2曲について書きました。
露骨にではないですがネタバレありです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


●あやめ
初見時はあまりのことに動揺しすぎたのと、肉眼と双眼鏡とモニターのどれを見ればいいのかわからなすぎてわあっとなってしまったのだけど、とにかく、ほんの数分の中に加藤シゲアキが凝縮されすぎていたし、ものすごく加藤シゲアキらしいのに初めて見る加藤シゲアキで、もうとにかく動揺した。
TLから漏れ出る情報でなんとなくあやめがどのような方向性の演出なのかは想像がついていて、ステージ全体から受け取るイメージとしては、ある意味予想通りだった。それでいながら、今まで見たことがないくらい、ほとばしる表現力が全身から溢れ出まくっていた。また動揺。
しかし加藤シゲアキのステージングはそれだけで終わらなかった。息が止まるような演出。一瞬で展開する物語。
シンプルで素朴でありながら他の誰にも絶対にできない表現だったし、この短い間に確かに物語があった。
コンサートでもMVでもそうだけど、音楽と視覚情報が融合するとき、それらの距離感には常に難しさが付きまとうと思う。音楽が物語性を帯びれば帯びるほど、その難しさは度合いを増すと思っている。そんな中に加藤シゲアキが提示してくる表現がどれも最高なんだけど、すでに終わってしまったものを生で見られないのは仕方がないとして、今回のこのステージを生で見られて、もうとても最高に幸せ。しばらくしたら何回でも映像で見られると思うとさらに幸せ。
なんてったってやりたいことがいくらでもある加藤シゲアキ。私たちは高々その1つを見ているにすぎないという恐ろしさ!
あまりにステージでの表現がすばらしいので逆に一周回って作家であることを忘れる。
そしてメンバーがあやめを気に入ってくれているというおまけつき。幸せかよ。わりとわかりやすく照れてわかりやすくうれしそうなシゲに愛しかない。

●U R not alone
これはみなさん書いておられますがやはり、増田さん。
あれを聴いて何も感じない人なんていないと思うんです。
増田さんの今まで生きて感じてきたことと今歌っていることに思いを馳せずにはいられない。
鬼気迫るとはこのことだと思いました。
生での表現という意味でこの曲の増田さんはあまりにも突き抜けすぎるほどに胸に訴えかけてくるものがありました。

この曲は会場で合唱をします。
会場にファンの声だけが響く時間があります。
まずその響きが純粋にとても素敵だと思いましたし、なんだか中高生の頃に合唱の練習をしていた時を思い出すようで懐かしいなとも思いました。
ファンに曲を歌わせるっていうのはコンサートやライブではよくあることだけど、キーが低すぎて声が出しづらかったり、オク上にした結果合唱的な発声になりすぎたり、そんなことが案外気になってしまうものだったりもします。これはファンが歌うために作った曲じゃない以上ある意味当たり前。
その点この曲は、明確にファンのキーに合わせて作られている。大声で思いっきり歌える。それでいて身を切るような痛さもある。
この曲は、NEWSのための曲でありながら、今こうやって私たちが歌うために作られている曲でもあるのか。なんてこと…
普段ライブに行くと結構運動するんですが、それに比べるとNEWSのコンサートは激しくジャンプしまくったり踊りまくったりするようなものではありません。だけど、この曲を歌えたというだけで、十分に、達成感みたいなものがありました。

とにかく、普通に生きててそうそう出会えるものじゃないってレベルで名曲で、ファンはNEWSに、NEWSはファンに、そしてそれぞれ個人が自分自身に、力を与えることができる、そんな曲なんだということ。
NEVERLANDには入り口はあるけど出口はない、という言葉はこの曲があったからこそ、出てきた言葉なんだと思うのです。

NEWS「NEVERLAND」感想

お題「NEWS「NEVERLAND」レビュー」

 

初めてこういった企画的なものに参加してみます!

ここ数日とにかく移動が多かったのでその最中に打ちまくってたら結構なボリュームになっていました。1枚のアルバムでこれだけの言葉を語らせるNEWSはすごい。

 

NEVERLANDというタイトルを初めて目にしたときから今まですべての期待を超えてきた。
 
私がNEWSファンになって初めてのアルバム。
発売日を心待ちにしてアルバムを手にするということも、私にとっては、気づけば5年ぶり。
それが既存曲が2曲しかない、全20曲、インタールードとシングルとさらにソロ曲とラジオで聴いた曲を抜いたとしても7曲も新曲があるというボリュームのアルバム。すごいよ。
こんなにボリューミーなアルバム初めて見たよ。
あまりにも圧倒的情報量。
しかももちろん曲数だけじゃない。しっかりとしたコンセプト。色とりどりの曲たち。豪華な作家陣。
アルバムのコンセプトや曲のセレクトにしても、ファンのニーズをわかりすぎてる。というか、私がNEWSがターゲットとしてる層にハマりすぎてるのかな?桃源郷はここにあった…
 
特典の鍵が本当に素敵だった。
私はあまりアクセサリーとかもつけないし、ハンドメイド的な趣味もないんだけど、そんな私でもぐっと心惹かれるものがあったもんな。
映像や写真みたいな複製可能なコンテンツじゃなくてそのモノ自体に付加価値をつけたのがよかったって言っている方がいましたが、確かにそうだなぁと思った。
モノとしての鍵というよりはNEVERLANDへの鍵っていうワクワク感を買うようなものかと端から決めつけていたけど、おみそれしました。買うっていうか実質タダだしね。
 
つまり、まとめると、ジャニーズとJEすばら。
今時、毎年アルバムを出せるというだけでも普通のことではないと思う。キャリア積めば尚更。
そこにお金をこんなにかけられるのがすごいし、そのお金をかける方向性がとてもニーズに忠実だと思う。
「ジャニーズだからこそできることをしたい」というNEWS、特にテゴシゲの考え方が今ではとてもしっくりきている私。このアルバムはまさにジャニーズだからこそ作れるアルバム。そして言うまでもなく、NEWSだからこそ作れるアルバム!端的に言って最高。
 
 
 
"The Entrance"
アルバムへと誘う曲。思った以上にディズニー!
このナレーション入りのインタールードを用いた構成はm-floのアルバムでもあったもので、高橋拓=☆Taku Takahashi氏お得意の手法であった…!わくわく。
 
NEVERLAND
アルバムNEVERLANDの幕開けとなる表題曲。
インタビューでも語られていたけど、この壮大なアルバムを束ねるだけのパワーを持った曲。逆に言えばこんな大層な曲が頭でっかちに全くならないくらい、この後に並んでいる曲のパワーがすごい。
7つの脅威だと思ってたけど、驚異なんだね。コンサートでは思いっきり驚かせてほしい!
 
アン・ドゥ・トロワ
重厚なNEVERLANDの次は肩の力を抜いて聴けるさわやか曲。かわいいけれどかわいすぎず瑞々しさみたいなものも感じる。
子どもっぽいようで歌詞を冷静に読むと意外と大人な歌だ。
夢なら覚めないでのシゲの声のハリと、その裏に絡んでくる澄んだ小山さんのファルセットが、初めて聴くコヤシゲ。
 
EMMA
NEVERLANDの世界からは遠いようで結構しっくりきていると思う。
Aメロの裏拍に入るアコーディオンみたいな音とか、意外とNEVERLANDっぽいと思った。
でもこれだけ違和感がないのもインタールードで区切られているおかげというのはあるかも。
 
"7 Elements"
ネバーランドの7つのエレメントをナビゲーションしてくれる曲。
この7のエレメントがそれぞれ曲に対応しているとして…炎と光と踊と魔は普通に考えてこれかなぁとだいたい決まる。音もこれかな、愛もこれかこれかなというのがあるんだけど、水だけがどうしてもしっくりこない。いつかわかるかな。1対1で対応するとも限らないのかな。
インタールードの中でこれとNeverland Cast MembersはTakuさん本人作曲(一応最後のもだけど)。かっこいい。
 
Brightest
最初の2音くらいでああこれがm-flo曲だなってわかった。
歌い出しの小山さんの言葉の詰め込み方が素敵。
m-floはすごく詳しいというわけではないけれど、通ってきていて、NEWSのファンになって少プレでコラボしてるのを知った時は結構テンション上がる程度には好きなんだ。LISA時代もloves時代も好きだけどやっぱりどっちかっていうとLISA時代の方が思い入れがあるのでLISA込みの参加がとてもうれしい!
スタイリッシュかつピュアさも感じさせる、透き通った光をイメージさせる曲。
間奏なんて結構凝った作りになっているけど、コンサートはどんな感じになるのかな?ダンス難しそう。
この次のSilent Loveもそうですがリズムがおしゃれだなあ。四つ打ち一辺倒でない。
シゲクラのライナーノーツ読んで最後のテゴマスをシゲはそう聴くのかと…よりこの曲が光に満ちて聴こえる。
 
Silent Love
個人的にはここからBLACK FIREまでがこのアルバムの白眉。
最近のNEWSでは比較的珍しい、ミディアムで暗めに切ない曲。こんな曲好きに決まってるだろ!
この曲は本当に歌割りが天才。それぞれの声と歌い方にパートの音域とメロディの色がピタリと合っていて、これ以外の組み合わせは考えられない。四者四様に心を締め付けてくる。
抑えめのマスラップがとてもやばい。
手越さんのSilentの発音が好き。
 
恋を知らない君へ
NEWSを知らない君へ。私の2016年の夏はNEWSに出会えなかった夏だった。でもこの曲には出会っていた。そのあとNEWSに出会わなかったらこの曲もNEWSの曲だと知らないまま死んでいったかもしれない。NEWSを好きになってよかった…
 
"Neverland Cast Members"
こんなに2.5次元なメンバー紹介曲があるんだね。
この4つの言葉はラテン語でpotestatem, temps, verbis, spectaculumと綴り、英語だとそれぞれpower, time, verb, spectacleに相当する(適当に調べたので間違ってたらすみません)。verbがTakuの相方で療養中のVERBALにつながるのは偶然かな。
それぞれ効果音が鳴っているのは最初は気づかなかったな。
あまりのアルバムの素晴らしさのあまりまだ映像を見ていないのだけど、映像ともリンクしてるようなので楽しみ。
ここから次のミステリアへの繋ぎが完璧だと思う。
 
ミステリア
はい。好きに決まってますね。
「世界はこんなに美しい」という言葉を加藤シゲアキに歌わせた人、天才。
全体的に洋風な世界観の中に舞う桜が異彩を放っている。きれいなだけの桜じゃなくて、狂気を映し出しているタイプの桜。
大サビをシゲ→テゴに当ててくれたのも素敵…
コンサートの演出にも期待。
 
BLACK FIRE
テゴシゲ尊い、、、、満を持してのロックチューン!!
初聴きの際には出だしのシゲソロに殺されて曲全体の記憶がなくなった。こういう燃え上がるようなシゲの歌が聴きたかったんだ!!本当に最高。B出てます。
中高生の頃にHIGH and MIGHTY COLORをよく聴いていたんだけど、それに通じるところがある。BLEACHっぽいっていうのもたぶんそれ。absにもちょっと近いな〜
う〜〜〜〜ヘドバンしたいよ〜〜〜
コヤマスのAメロも最高にかっこよくてここにも歌割りの妙を感じる。
 
ORIHIME
タイトルからのイメージと一番違ったのがこの曲。
サビの後半の加速感が好き。
「「もういいよ」の声が僕にはまだ聞こえない」というフレーズがとてもせつなくてきれいで、乗っているメロディーとのコンビネーションがまた良い。
スリーナインなんだ…メーテル…いやメーテルじゃなくて織姫だった…銀河鉄道…いや鉄道はミステリアだったか…KAGUYAはどこ行った!
 
流れ星
10年温めていたというヒロイズム×亀田誠治の爽やか王道ポップ。
Jwebでも書かれていましたが10年温めていたものをアルバム曲で盛り込めるというのがこのアルバムのすごさを物語っている。
コンサートの終盤に聴いたら絶対感動するね…!!
 
"The Grand Finale"
「NEWSのみんな」って言い方、かわいいね。
鍵、大事に持ってるよ!ごきげんよう
 
U R not alone
グランドフィナーレの後に待っているのは現実だけれど、この曲があれば、現実に戻ることが怖くなくなる、そんな曲。
「拝啓、あの日の僕へ」の時点でもう名曲だなってはっきりわかる。こんな大名曲をNEWSのために提供してくださったGReeeeN様に心から感謝したいです。
オク下を多用した複雑な歌割り(とてもGReeeeNぽい)のこの曲の上で下で真ん中で鳴り響くシゲのボーカルのなんとパワフルでチアフルなこと!
特に2番のAメロの歌詞が、身を切って迫ってくる。シゲの声はしてると思うんだけど誰と誰が歌ってるのかわかりきれない…
「一切引かないし、一切負けない」この圧倒的な力強さ。NEWSの4人は弱さの表現の仕方が4人とも違うけど、この曲の前では4人とも弱さを隠さず卑屈になることもせずにいてくれる気がして、うれしい。
U R not alone=あなたがひとりじゃない理由は、NEWSがついているからとも考えられるけれど、この曲の歌詞で歌われているのは「昨日までの僕」がいるから。今の自分から過去の自分へ、どこまでも自分と向き合っている歌詞。でも一人称は一箇所だけだけど「僕ら」になっていて、合唱によって「みんな」の存在感も確実にある。四銃士とはまた違った形で、NEWSの「One for all, all for one」の精神を感じた。コンサートで合唱して感動しないわけがない…
 
"To Be Continued..."
アルバム中でツアーに直接言及があるとは思わなかったのでびっくり。本当にツアーにつながったアルバムなんだ…!
 
I’m coming
はい!好き!好きです!今までの手越ソロの中で一番好き!!
本編の世界観が濃すぎておいそれと踏み出せなくて、いい意味で一番軽く聴けるのがこの曲で。現時点でこのアルバムで一番ヘビロテしてるのがこの曲。シンプルにアガる曲だね。AメロもBメロもサビも全部メロディーラインが好きすぎる。
タイトルからの期待を裏切らず歌詞はド直球にエロくて、これだけエロいと普通ウェットになるところ、この曲って 声の使い方やマーティ・フリードマン(!)のギターの音にしてもどことなく「乾いた」という印象があって、それがまた手越っぽいし、いやらしくなりすぎていない。そう、このタイトルが女側のセリフだったのは予想外だった。
スコートって同じ言葉を使ってもここまで違ってくるテゴシゲさすがである。
ヒトカラ愛好家の私としてはたぶんこれカラオケで歌ったらものすごい気持ちいいやつだと思う。人前では歌えないけど…
ライブはバンドかな?ダンスかな?やっぱりバンドかな−!!!!ガンガンに鳴らして不条理な日常を忘れるほどドームを抱いてほしい。
 

ニャン太

タイトル発表以来私を戸惑わせ続けたこの曲。蓋を開けてみれば率直な歌詞とは裏腹にとてもさわやかなポップソング。
私はそんなに動物好きなほうではない。ペットロスの感覚はわからない。だけどペットを喪うことは家族を喪うことと同じことなんだと、私は好きなアーティストの愛犬の死を通じて学んだ。共感はできないけれど、慮ることはできる。19年、ずっと一緒だったんだものね。
セクシーで切ない小山ソロしか知らないし、この曲をコンサートではどうパフォーマンスするのかちょっと想像がつかない。コンサートで見たらまたきっと思うことも変わるのだろうな。
 
あやめ
加藤シゲアキはどこまでゆくのか。このアルバムの中ではダントツで難解。スタッフさんの力は大きいにしても、ドラマ収録や沖縄旅行やラジオの合間にこんなに大きな世界観をもった曲が作れるって恐ろしすぎる…
事前にあった情報は、あやめは虹、多様性に通じること。「大きな愛」と「浮遊感」というキーワード。
シゲ部で聴く音楽の感じが忠実に反映されているなーと思う。女性ボーカルを聴いていることが多いといっていたけれど、サビは女性コーラスとシゲの声が境目なく混ざり合っているような感じがして、そこもまたこの曲のテーマを映し出しているようで。
最後のサビは転調してるのかしてないのかももはやよくわからないくらい主メロが最初とは違う複雑なラインをなぞっている。コードも複雑になっていて、今まで他の音楽で味わったことがないようなとても独特な浮遊感を醸し出している。
シゲソロは星の王子さまくらいからもう言葉で説明することが意味をなさないような領域に達してきていると思うし何もこの曲の中身を私は説明できないし説明する必要もないと思う。と言いつつわりと長く文章書くんだよね。シゲ担だから。
これはめちゃくちゃ個人的で多分私しか共感しないやつなんだけども、この浮遊感と儚さと切なさと痛みみたいなものは私の中の世紀の大名曲であるTMR-eの「月虹」につながるところがある気がして、奇しくもこの曲、虹がタイトルに入っている。表現のスタイルも方法もテーマも何もかも違うんだけど、なにか通じるところがある感じがするのだよなー。なんか鳥肌立った。
もはやシゲソロの一つの定番であり持ち味と化しているポエトリーリーディング。1コーラス目は歌で、2コーラス目はラップになりラップがポエトリーリーディングになるというなだれ込むような展開はなんとなくシゲの小説の展開を思わせるような気がしなくもない。
歌詞って、言葉を使うのは小説と同じだし、確かに共通するところもあるけれど、でも小説と歌詞って全く違う表現だなぁと、シゲの歌詞を見ていると、思う。小説っぽい歌詞や歌詞っぽい小説もあると思うんだけれど、シゲの歌詞は、わりと小説っぽくない部類の歌詞だと思うんだよな。
あやめ=殺める、を絡めてくるのではないか?という予想はあたったけど、あやめず、だった。否定形だった。なんということだ。
「消して」と聞こえるけど、消してなのは一回だけで、残りは「決して」なんだ。「決して」というのは、普通その後に否定の言葉が来るものだけど来ない。決して空想ではない、ということなのか、それとも。「意を決して」の「決して」かもしれない。
そしてこの曲は愛の曲だけれど「痛み」もくっきりと描かれていて、「今だけはキスしてよ」にしても、「今だけ」で。特設サイトのメッセージと、歌詞を見比べて、ずっと、考えている。
ライブではどんな感じだろう、きっと、艶やかでファンタジックな演出で魅せてくれるんじゃないかな。英語詞の部分とか絶対ものすごく叙情的だよ。踊るかなぁ。とても楽しみ。
 
FOREVER MINE
山下達郎さんのカバー。
私は岡田くんの東京タワーを観たのでたぶんこの曲の原曲は聴いたはずなのだが、正直あまり記憶がなく、実質初聴きだった。
「コンサートの前にいつも聴いて気持ちを鼓舞している曲」とのことだったので、意外とアップテンポなのかな?とも思ったがそうではなく。優しい、強い、曲だった。こんな思いで、増田さんは、コンサートに臨んでくれていたなんて…
私は増田ソロといえば爆イケである世界線で生きてきた。テゴマスもちゃんと聴いていない。増田さんの裸の歌をここまで一曲まるまる集中して聴ききったのは実は初めてだったかもしれない。増田さんの声、じっくり聴かせてくれてありがとう。
「さあ」や、「おちていこう」の「う」の張った声が、微かに山下達郎を感じさせつつも、でもやっぱりとても増田さん。ここ、増田さんの声の一番気持ちいいところだなあ。
この長いアルバムを締めくくるのにふさわしい素晴らしい歌声だった。

彼らが本気で編むときは、

久しぶりにブログ更新。

NEWSな2人でもやっていましたが、生田斗真トランスジェンダーの女性、リンコさんを演じている映画「彼らが本気で編むときは、」を観ました。
とても感想を語りたくなる映画でしたので語らせていただきます。
ネタバレというネタバレはありませんがある程度内容について触れています。

 

 

生田斗真という人は本当に不思議で、思わぬ場所で思わぬ姿で何度でも私の前に現れてくる。
1回目は1996年ごろ、天才てれびくんてれび戦士として。ジャニーズであることを知っていたかどうか。
2回目は2001年ごろアイドル誌を毎月私が買っていた頃、4TOPSの一員として、山Pとシンメ。
3回目は2006年花ざかりの君たちへの中津くん。学ランを着て。
そして4回目が今回2017年、女装姿。

もちろん3回目と4回目の間にはCMとかで斗真くんを何回も見かけているのだけれど、演技仕事をきちんと見る機会は意外となくて、10年以上も間が空いてしまった。中津くんついこの間な気がしているのに、10年。1回目と2回目、2回目と3回目の間の2倍くらいあいている。
10年前は高校生役だったのに、今回は少年時代は別の役者が立てられていたよ。

まずはやはり、生田斗真の女装について述べたい。
コメディ要素ゼロの女装。あまりにもジャニーズ俳優がやるにしてはチャレンジングな役にも思えるけれど、斗真くんは実にさらりと演じていた。それがどれだけ難しいことか。
生田斗真という人は、一般男性の中にいれば女性的に見えるのかもしれないけれど、ジャニーズの中や同年代の俳優の中で特別に女性的な顔立ちや体つきというわけではないと思う。
映画の中でも、遠目からは女性に見えるかもしれないが、近くで見ればやっぱり男だ。女性にしか見えないということはない。声だって、変えてはいるけど、やっぱり男の声。
だけれども、画面全体の印象がとてもさらっとしている。自然ではないけれど、自然に見えてくる。そのあたりの映画としてのバランスが絶妙だと思った。化粧っ気があまりないところや、女言葉が過剰すぎないところも、とても成功していたと思う。
最後の方は、リンコさん、とてもきれいだった、そう自然と思える。しぐさとかには、きっと相当気を遣ったのだろうな。

だがしかしこの映画は、リンコさんの映画なのか、トランスジェンダーの映画なのかというと、あまりそうは思わなくて、
リンコさんがどういう思いでここまで生きてきたのか、語られる部分は、それほど多くなかったりもする。
リンコさんと恋人のマキオと暮らすことになる小学生の女の子トモが裏主人公という感じで、とても印象深かった。

このトモは小学5年か6年くらいだと思うのだけど、決して明るい子ではない。可愛げがあるわけでも友達が多いわけでもない。
この映画のトモを見ていると、自分がそれくらいの年齢だったころのことをまるで昨日のように思い出す。
基本的にはトモ目線で物語が進んでいく部分が多いので、小学生の自分に戻って、あのころの自分だったらどんなふうにリンコさんを見るだろう?と考える。
女性の体になったリンコさんと、これから女性になろうとしているトモ、この対比。
そのころの私は、女になんてなりたくなかった。かといって男になりたかったわけじゃない。この気持ちは今でも自分の中のどこかにある。無性になりたい願望みたいな。
それはトランスジェンダーの人が自分の性別に違和感を覚えることと、似ているのかもしれないし、全然違うのかもしれないんだけれど。

この映画を見てこれほどに昔のことを思い出すのは、この映画の風景の撮り方にも原因がありそう。
田舎じゃないけど都会のど真ん中でもない緑の多い住宅街の日常風景が、なんだかものすごく懐かしく見える。
街のざわめきとか、差し込む夕日とか、流れる川とか、カラスの鳴き声とか、そういうものが、視覚聴覚ともにとても丁寧に描かれていて。
私にとってはとてもそのころを思い出させるような風景ばかりだった。

タイトルにもなっている「編む」ということ。
リンコさんが「編む」意味を語るシーンで泣いてしまった。
リンコさんにとって編むことはある重要な意味を持っている。その意味自体はトランスジェンダーの彼女ならではのものだけど…実は似たようなことを私の母もやっていた。母の場合は「編む」ではなく「縫う」「刺す」だったけど。生きていくうえで発生する無念さや苛立ちややり切れなさといった様々な思いをすべて目の前の布にぶつけていた。その思いのいくらかは本来私に対するもので、それを、私ではなくて布にぶつけていた。それが母のやさしさだった。
私は裁縫も編み物も昔から苦手で、何が楽しくてやるのか全然意味がわからない。母の姿を見て、うまく手が動かなくて余計イライラしてしまうんじゃないかと不思議だった。そして普段生きていて、縫ったり編んだりがストレス解消だという人に、母以外会ったことがなかった。でも映画の中で出会ってしまった。いろんなことが一瞬で思い出されて泣いた。

もうひとつ印象的だったのは児童相談所がリンコたちの家にくるシーン。
児童相談所が悪者として描かれていなかったのは、本当に良かった。全体的にもいわゆる世間が敵として描かれているシーンは、この映画全体のなかでわりと少ない。
そしてそこにクロスオーバーしていくシーン。本当に見えるべきものが可視化されていない現状。
とてもショッキングだけど現実社会の一面を表しているシーンだと思った。

とにかくサラッとしていて嫌なエグみがなるべく抑えられているこの映画の中で、
エグいのは、母親たち。
トモの母親であるヒロミと自分自身が少し似ているなと思ってしまう自分がいた。
それは母親の編み物に興味を示さないところだったりとか。
ヒロミのこと、「自分にとっての優先順位をうまく考えられない人」という表現がされていたと思う。重い言葉。

結末は決して希望にあふれたものじゃない。何かが解決したわけじゃない。
その先の彼らの人生を思って胸がいっぱいになった。

題材は一見トリッキーだけれどたくさんの要素が詰まっていて自分の心にフィットする部分が多い映画でした。
良い映画に出会ったなぁ。
斗真くんありがとう。そして見ようと思わせてくれたNEWSな2人に感謝。

「時をかける少女」(2016)感想

明けまして、早々にツアー発表、EMMA、夜会と実に盛りだくさんな年始。
早速、2017年の目標NEWSのコンサートに行くが叶いそうで幸先の良いスタート。

そう、EMMAのエロさに夢中だったのに、なぜか今突如2016年の夏にタイムリープしてしまった私です。
 
年末年始は何かシゲ出演の過去作ドラマを見ようと思っていたんですが。
時をかける少女、huluで見れるのかよ!!!!なんだよー早く教えてくれ!!!!!
ジャニーズが出てるやつはそういうの全部無理なのかと思っていた…!!
皆さん!2016年のドラマ「時をかける少女」はhuluで全話見れますよ!!!!
(※DVDも出てます)
伊野尾くんのそして誰もいなくなったもhuluにあってちょっと気になってるから。

というわけで全話一気見しました(ネタバレ含む)

時をかける少女」といったら、私にとっては細田アニメ版です。

私にとって時かけとは真琴と千昭であり、奥華子であり、こういう青春時代が送りたかったっていう象徴なんですよね、、とても思い出深い作品です。
原作やそれ以外の映像作品は見たことがありません。

まずエンディングテーマNEWS「恋を知らない君へ」 。
この曲、前も書いたのですが、リリース当時ファンでもなくテレビも大して見ていなかったのに不思議と知っていたんですよね。それだけキャッチーな曲。でもNEWSの曲だとは思っていなかったなぁ。ジャニーズの曲とも思っていなかったと思う。じゃあ誰だと思っていたのかと言われると困るけど、それだけ歌の力がまっすぐ届いてくる曲だった。
ヒロイズムさんはしばらくあまり提供がなかったと思いますが、ここにきてヒロイズムさん超王道という感じで改めてヒロイズムさんありがとうございますという感じです。

このドラマあってのこの曲、この曲あってのこのドラマですね。年末多く歌われたこの曲、もっと早くドラマ見ておけばよかった!

この曲が流れてくるところ、毎回素晴らしかった。
時かけの物語とともに完成する曲だということを以前から聞いていましたが、ドラマの中にもこのフレーズが登場するほどに密接にリンクしているとは思わなくて、元の楽曲自体もすばらしいのに物語との相乗効果が本当に素敵。
歌詞が誰から誰への言葉なのか、幾通りか解釈可能だと思いますが、私はやっぱり未羽から翔平へ、というふうに考えたいですね。
「あなただけは消えないで」という言葉にかさねる思いは、ドラマを見る前からなんとなく予想はついたのですが、「恋を知らない君」というのはきっと恋を知った主人公の女の子が恋をする前の自分に向けて言っているのかなぁと思っていて。
だけどそこに「未来には恋愛というものがない」という設定があることによって、「君」を相手の男の子と解釈することができたというのはちょっと予想外だった。もちろんそれ以外の解釈も可能だとも思います。
夏を思わせる言葉の数々もまた、未来には夏がないという設定によってより一層輝いてくる。
そんな言葉を歌う4人の歌声がそれぞれ違った表情をもって切々と迫ってくる。全員の歌声をゆっくり堪能させてくれる歌割り。「友達のままでよかったのに」を歌う加藤シゲアキ。好きだ。
ヒカリノシズク然り、ドラマとの世界観のリンクが素晴らしい。
EMMAは、ピストルとかのモチーフのつながりはあれどそこまで世界観がリンクしているわけではどうやらなさそうですけどね。してたら困る。
そして恋知らはMVも見直さなきゃいけないやつですねこれは…!MVのメイキングこれから入手して見ようと思っているのですが、皆様が口々に絶賛している朗読は、もうオフィシャルには聴けないんですね、、悲しい、、
あと「おれさまのいうとおり」も読みたいなぁ。読もう。

 

ストーリーは私は原作を知らないので、どうしても細田アニメとの比較になってしまいます。
細田アニメでもこのドラマでも告白されたくなくてタイムリープするところはひとつ中盤のちょっとした山場になっていると思うのですが、そこで告白をするのが未来人ではなく幼馴染になっているところが違っていて、より幼馴染が不憫だなぁとか。
真琴は泣き虫だったけど、未羽はそうでもなく、でもそれだけに最終回で翔平が去ってしまって未羽が泣くところは良いシーンだったなぁ。
私の中で真琴と千昭は絶対に超えられないってことは最初からわかっていたし、実際にそうだった。

 

加藤シゲアキ演じる矢野先生について。
矢野先生は2話で超重要人物に。これ、みんな2話で矢野先生を好きにならざるを得ないやつ!!
矢野先生はなぜ生徒から好意を持たれていると「勘違い」したのか、明確には語られていなくて、気になるやつ。
電車で去っていく矢野先生(座ればいいのに)、靴箱の手紙を見つける矢野先生、そのあとのこともやはり、語られなくて、せつない。

シャツが派手で声が大きくてパラパラが好きな矢野先生、それ以上のバックグラウンドをあまり知れなかったのは少し残念。
乳母も堂々とした演じっぷりでございました。
ノリツッコミするとこがちょっと好き。
矢野先生、もう少しガラが悪い高校だったり、相手が中学生だったりすると嫌われそうな先生だなとも思ったけど、愛されててよかった。ていうかイケメンだからね!!!顔がいいからね!!!!愛されるね!!

最終話では矢野先生ーーえーー結婚しちゃうのーー!!と叫びました。
遊園地に行った後は矢野先生は冷たかったのに、三浦とユリが出会わないように歴史を操作した結果、何かいろいろな歴史の変化により2人が結ばれたのか…でも三浦とユリが出会わなかったこと以外世界は何も変わっていないことを考えると、矢野先生と前川先生はもともと結婚する運命だったということなのでしょうかね?なんかオチ扱いだったけどもうちょい説明をプリーズ。

 

全体的に、最初の方の明るい日常という感じのパートは正直間の取り方がしっくりこないような感じがどこかあったんですが。
回を重ねるにつれてシリアスなシーンも増えて、いろんな文脈が積み重ねられてきて、どんどん引き込まれてしまうようなドラマだったなぁと思いました。

 

この感想を書くためにいろいろ検索をしたのですが、「時をかける少女」というタイトルを打とうとして何度も「恋を知らない君へ」と間違って打ってしまった。それくらい、「恋を知らない君へ」というのは素晴らしいタイトルだと思う。想像を掻き立てる言葉だなぁ。

2016年 総括

2016年を振り返って

  • ジャニヲタになった、加藤シゲアキ担になった、NEWS担になった
    これは本当に自分にとって驚天動地なできごとであり、日々の生活をガラッと変えたできごとでもありました…
    経緯についてはこちらの記事に書きました。
    シゲア菌感染の記録 - sssggg’s blog
    まだコンサートに行ったことがないし、ヲタ友達と言えるような人もいないし、なんかこうジャニヲタならではの考え方とか流儀みたいなものにまだ染まりきっていない自分も依然として居るので、
    アイアムジャニヲタ!!と高らかに叫ぶ気分にはまだなれないのですが。
    でも今の自分の生活はNEWS中心に回っています。

    上記のエントリーを書いた時は本当に好きになりたてで、まだ「シゲ担」にはなったけど「NEWS担」ではないという時期でした。
    シゲを好きになるのはすぐだったけどNEWSを好きになるのは本当にジワジワとで。
    最初はシゲというフィルターを通してNEWSを見ていたのが、だんだん自分の目でNEWSを見ることができるようになってきて。
    いろんなことを経てQUARTETTOのドキュメンタリーで最終的に完全に全員好きになっちゃった感あります。
    2017年は早々に待ちに待った新曲のリリースもあり、ドラマもありでとっても嬉しい。
    そしてなによりもコンサートに本当に本当に行きたいです。

  • (私にしては)映画をたくさん観た
    映画好きとかではない私だけど、シゲ部長の影響も多少あり結構映画を観た一年だった。
    特に映画館で観た回数は人生で一番だと思う。ズートピア、TOO YOUNG TO DIE!、シン・ゴジラ君の名は。溺れるナイフこの世界の片隅に、の6作。
    DVD等で観たのは、DENKI GROOVE THE MOVIE?、氷室京介のドキュメンタリー、そしてピンクとグレー。
    一番良かったのはシン・ゴジラズートピアかなぁ。
    この間のNEWSな2人を見て自分の中の偏見について考えた人は多いと思うんだけど、ズートピアは可愛い見た目をしていてその実まさにその「偏見」について斬り込んでいる映画。素晴らしかったです。

  • (例年通り)ライブに行った
    DA関連で、たぶん絶対数はクラブツアーがあった去年とかよりはずっと少ないですが行きましたね。
    accessホールツアー5年連続全通していたことには自分で驚きましたね…
    今年のベストライブはやっぱり10月の国際フォーラムCのソロコン。
    そして9月のEDKのIceman復活が本当に衝撃的で…ジャニヲタになったのも9月なのも相まってそれ以前の記憶があんまりない感じです。
    イナズマロックフェスに行って雷で中止になったのも9月…思い出深いできごとです…
    同じ時期に仕事でもちょっといろいろあったりもして、本当に今年1年の中で9月10月は大きなターニングポイントだった。
    (1月大宮カウントダウン)
    2月EDK
    4-5月 エレナイ新潟横浜x2札幌仙台名古屋x2新木場(名古屋以東全通 8公演/12公演)
    6月 シンセジャム
    9月 EDK、イナズマ2日目(雷中止)
    10月 DAソロコン2days
    10-12月 24SYNC全通(8公演)
    11月 楽器フェア(ミク、シンセジャム)
    12月 EDK
    イナズマはノーカンとして24回か。
    そのほかには、EDGE of LIFEと東京パフォーマンスドールコタニキンヤのイベントにも行きましたね。
    こうやって見ると今年は部活がなかったので無茶な遠征をしてないですね。無茶度で言うとイナズマが一番だったかも。

  • そのた
    くりぃむANN復活は大きかった。夏は暇だったのでずっと昔のANN聞いてたなー。
    大きな買い物で言うとiPad買いましたね。これも夏か。
    あとディズニーに数年ぶりに行ってやっぱりディズニーは素晴らしいなと思ったりもした。
    沖縄に行ったりもしました。
    そして、特に後半、今の生活環境でいることにかなり限界を感じてきた。
    もうこれ以上しがみつくことに価値を見出せない。逃げるは恥だが役に立つ、って感じです…

 

2017年の目標

 

  • NEWSコンに行く
    目標というよりはもう行かないわけがないというか。
    NEWSに会いに行く。今の私にとっては夢ですね。しかも近い将来かなり確実に叶う夢。
    いろんな応援の仕方があると思いますが、私にとってはやっぱりライブに足を運ぶことが一番喜びを感じられることだし、思いを伝えられることだと思っている。
    初めてなのに、まだやるかも発表されてないのに、もう何公演行くつもりなのか自分が怖いです。

 

  • NEWS担の友達を作る
    今のところNEWS担どころかジャニヲタの友達も身近には全然いなくて、思いの丈はブログやツイッターに吐き出すしかなくて、たまに関係ない友達に話しては冷ややかな反応を受けたりしていたりするので…
    1人昔からの知り合いで最近NEWSにハマった人がいるのでその人との親交を深めつつ。
    ツイッターでお友達増やしたいな〜と思いつつも爆裂人見知っています。いやもうなんかフォロワーに知り合いが大量にいる環境でつぶやくのに慣れすぎて友達の作り方忘れました。
    なので来年はオフ会のような場所に参加できたらいいなぁと思っています。

  • シゲにファンレターを送ったりラジオにメールをする
    今年やろうとしてできなかったことなので、来年はやりたい。
    たぶんコンスタントにやるのは性格上無理なので…どうしてもこれは伝えたいと思っていることを、伝えられるようにしよう。

  • access25周年&部活2017を走り切る
    2017年は確実に今年以上に忙しくなる。走り切りますよ。苗場もあるかな?

 

  • いろいろどうにかする
    そろそろ行動を起こさないと本当にまずいと思っていることをやる。
    どうしたいかという結論は出ているのだ。
    年末年始に今年こそはやるぞと決意を固めて年始から動き出して2,3月ごろに具体的に形にする、というやり方は、前もやってうまくいったことがあるので、今回もそのパターンでいきたい。

 

この目標!いったいお金と時間をどうやって捻出するつもりなんだ!!

でも2017年は2016年よりいい年に絶対にする。するしかない!!

では2016年ラスト、品川インターシティというところで年越しこれから行ってきます〜!!

ファンになる前、なった後のNEWSメンバーのイメージ

お久しぶりのブログ更新です。

たぶん1ヶ月以上前から書き足し書き足しで書いてたんだけどあげてなかったやつです。

はやくも、最初の方の記事を読むとこいつわかってねぇなと思ってしまったりもする本blogですが、

まぁそれはそれとして。

 

9月にファンになった私が、NEWSの4人のファンになる前のイメージとファンになってからの印象のギャップをまとめてみました。

やたらと長大になってしまいました。

 

●NEWS

・ファンになる前

9人だった。なんだかんだで4人になった。明日っからまた日月火。チャンカパーナ

一応、だれがどういうふうにやめていったのかなんとなくは全部把握。

なんとなく、4人になってから良くなったという気がする。

その「良くなった」というのを今現在の感覚であえて言語化するとすれば、チャラかったのが2次元っぽくなったって感じなんだと思う。

デビューしたのがジャニ熱が冷めた直後だったり、6人で活動再開したのが自分が受験生の時だったりと、

わりと私の人生の中ではタイミングが合いづらかったグループでもある。

NEWSについてこれ以上のことを思い出そうとしてもどうしても思い出せない。

 

・ファンになってから

幸せ。ピースフル。

最高です、奇跡ですとしか言えない。

 

●増田貴久

・ファンになる前

4人の中で、一番知識やイメージが薄かったのがまっすー。

一応あったイメージらしきものは、テゴマスで歌っている時の優しい雰囲気。

最近は髪が赤いってことは知っているが、おしゃれとかマッチョとかそういうイメージは特になし。

あとどういうわけだか「NEWSの中で一番根強いヲタ人気があるのはまっすー」という知識はあった。

玄人好みするジャニーズ…きっと、いろいろすごいんだろう(こなみかん)って思ってた。

 

・ファンになってから

THEギャップの塊のような人。

声の良さはもともとイメージ通りというか、本当にいつ聴いても惚れ惚れする、他にない声。

だけど強烈なオス感を隠し持っている!

ファンになる前の印象からすると、一番ラップしそうなのは手越さん、一番しなさそうなのはまっすー。

蓋開けてみたら逆だったw

えっこんなゴリゴリな曲もかっこよく踊って歌ってラップするんだ。

体もね!基本筋肉にあまり興味がなく、筋肉があるとしても細マッチョが好みだと思っていた私が

決して細マッチョタイプではない増田さんの肉体にはなぜか魅力を感じた!

口下手なところも意外だった。かと思うと社交的だったりするからますますわからない。

実は4人の中で一番クールだし、一番男性的なのがまっすーなのかも。

 

手越祐也

・ファンになる前

はっきり言ってしまって手越さんの一番強いイメージはスキャンダルだった。

NEWSに知らない人が入ったな→テゴマス出てきたな→ここで数年間手越に関する情報が途切れ、

次に私の耳に手越さんの名前が入ってきたのはスキャンダルだった。それが事実。

私の家庭は日曜8時は必ず大河を見るしきたりであったので、イッテQを見る頻度が少なかったことも影響しているかもしれない。

ただ、イッテQに出てること自体は知ってた。

あと金髪。手越さんの髪色は私の兼ヲタしてる某アーティストと非常に似ているので、見間違えがち。

彼のロケ目撃談が、手越の目撃談としてtwitterに上げられた実績アリ。

歌がうまい。「チャンカパーナ~~~!!!」めっちゃ手越の声聞こえる。

 

・ファンになってから

意外と硬派。考え方がマッチョ。実は地頭がいい。まっすーとはそんなにべったりじゃない。このあたりはかなり意外だった。

あとこれは自分でもうまく言語化できない部分なんだけど、何かの拍子に私の中のNEWSの4人に関する記憶を消されてしまったとして、

他の3人にはどうにかしてめぐりあえそうな気がするけど、手越にはもう二度と出会えない気がする。

全然書いていて本当に意味がわからないんだけども。

今私が一番まだたぶん理解できていないのが手越さん。いや理解という言葉は適切じゃないかな。共感?共鳴?崇拝?

手越が本当に神様だったらたぶん私は手越を理解できるし、手越担になれるけど、手越はまだ私にとって神じゃない。人間だ。

これは手越さん以外にも、というかジャニーズ全般に言えるんだけど、みんな手の届かないところにいるスーパーアイドルなのに同時にとても人間味があるんですよね。

決して神ではないんですよね、私的には彼らは。私には神と呼びたい人間は他にいます。そういうとこあります。

 

手越と書いたり手越さんと書いたりしているあたりも手越に対する認知の揺らぎが出てる(?)

あと手越はシゲの顔が好きだよね。私は手越と顔の好みが似ているかもしれないと思うことがある。

 

小山慶一郎

・ファンになる前

※この文章を書こうと思ったのが小山さんがきっかけということもあり、比較的長いですw

 

まずもってeveryを始める前、なんとなくチャラチャラしているというイメージがあった。

完っ全に偏見なのだが、慶一郎という名前もなんとなくチャラいイメージに拍車をかけていた。

でも今メンバーが昔の小山さんを見て「チャッラ!!」(※ラは巻き舌)って言うくらいだからしょうがないよね??

 

everyのキャスターとしても、本当に正直に言って翔くんがうまくいったからもう1人行ってみようって感じなんだろうなくらいに思っていた(ごめんなさいごめんなさい)。

2013年4月を境に平日の夕方のテレビを見ることがなくなったので、それ以降はキャスター姿をほとんどお見かけしないまま時が過ぎた。

ジャニーズを大まかに好きな人とそうでない人に分けたら後者に入っていた小山さん。

NEWSファンになる前にやったジャニーズソートでもNEWS内最下位だった小山さん。

 

ただ1つ言えるのは、ある種の「NEWSっぽさ」を象徴するような存在であったこと。

これは他のNEWSファンのファンになる前のイメージでも言及されていることだし、周りのジャニヲタでない友人からも同じ声が聞かれたので

結構一般的に言えることなのではないかと思っている。

6人時代のNEWSの「NEWS感」を形成していたのは山Pと小山さんの2人のチャラ感が大きいような気がするの。

 

・ファンになってから

NEWSファンになってまず驚いたのがeveryに毎日出ていること。そして小山さんのキャスター姿の板につきっぷり。

ニュース番組に出るんだからいろいろ勉強しているんだろうなとは思っていた。

だけど、アナウンス技術の方でもこんなに努力しているとは思わなかった。

小山さんを知らない人から見たら局の男子アナにしか見えないという、何の誇張もない事実。

そんなジャニーズアイドル聞いたことない。いや俳優でも歌手でも芸人でも聞いたことない。

 

チャラくて近寄りたくなかった大学の同級生が髪を黒くして(黒くないけど)がんばって結構な活躍を見せているところを見たような感じ。

それだけだったらまぁある話かもしれないけど、

その同級生が週末アイドル、しかも5万人を沸かせるアイドルであるというところがまったくもってありえない。

二次元だろそれ。

 

小山さんは努力家で人たらし。

私にないものをすべて持っている人だ。

そして魅力としか表現しようのない何かを持っている人。

誰よりもそこらへんにいそうで、でも絶対にいない人。

毎日テレビに出てるのに、なんで私はそのことを知らなかったんだろう。

 

そしてシゲのシンメ兼親友としての小山さん。

NEWSファンになる前はコヤシゲというコンビを正直まったく認識していなかった(K.K.Kityは知ってるのにw)

だから私はファンになってまず小山さんとの運命共同体っぷりを目の当たりにして非常に動揺した。

えっだってプライベートも一緒??????でも歳は3つ違い?でもシゲの方が先輩?しばらく理解が追いつかず。

性格は全く違うのに、でも正反対と言い切るにはあまりにふたりは運命共同体すぎる。

 

2010年くらいのコヤシゲの関係の蜜月っぷりだって受け止めきれないし、

そこから今のキャスターと作家のふたりがいることも受け止めきれないし。

いつもこの二人は本当に理解を超えてくる。

 

加藤シゲアキ

・ファンになる前

最後にシゲ。

最初の記事にも書いた通り、本当にこのファンになるまでの印象というものがないのがシゲなのさ!

強いて言うなら、真面目そう、頭いい、クール。まぁ、この印象は間違ってはいない。

小説デビューも、改名も、ドラマを撮り直したことも、言ってしまえば政治的発言も、そういうことがあったということ自体は覚えているのに、そこから何の意味も私の脳には残ってくれなかった。

失恋ショコラティエの関谷に至っては加藤シゲアキとイコールで結ばれることすらなかった。結構ドキドキして見ていたのに…。そんなことある???

自分では結構気になったら調べる方だと思っていたけど、私のアンテナ錆びっぱなしじゃないか。

 

・ファンになってから

※結局ここが一番長くなってしまいました。

 

本当に小説家だった。

なんとなくアイドルが書く小説というから、ちょっとした軽いミステリーみたいなものかな?とか、

歌詞の世界観を膨らませたようなポエティックな、妄想を書き付けたようなものなのかなとか思っていたけれど、全く違っていた。

ピンクとグレーは思った以上に重厚で技巧的でプロットが練られていてとにかく一気読みさせる力があり、

かつ人物が立っていて、そして書き手の強い思いがそのまま息づいている小説だった。

その後読んだ傘をもたない蟻たちはがこれまた完全に、小説としか言いようがないほど小説だった。

もともと私は本好きというわけではない。それはシゲも同じだというから、それが良かったのかもしれない。

 

頭良かった。

未見なのだけど、Qさまで勝ちまくるシゲ最高。負けたのは残念だけどクイズに正解しまくるカズレーザーも私は好きだからそこはしゃあない。

インテリジャニーズって肩書きなんかはそれでいいのか?と思う部分もあるのだがw

手越さんもそうだけど、中学受験しているアイドルってなんかとても斬新でいい。櫻井さんまで行くともうできすぎてるけど。

そもそもの育ちの良さだったりとか、中学受験やその後の勉強で得た知識や頭の使い方もそうなんだけど、

それ以上にそこで積み上げた努力というものに対する信頼をずっと失わずに保てていることを尊敬する。

 

運動音痴だった。

私は体力テストで学年最下位になったこともある根っからの運動音痴かつ運動嫌いである。

大人になってからはそのことを恥と思うこともなく生きてきた私でも、やはりジャニーズという踊れてナンボの世界で運動音痴というのはまずいのではないかということは想像がつく。

だけどシゲは運動音痴だった。特に球技がダメというのも私と同じだ。

あれは変ラボという番組がおもしろいっていうのも大きいと思うけど。ああ変ラボ復活しないかな。

 

人見知り?だった。

まぁ人見知りというか一人でいるのが楽だったり、上手な人なんでしょうね。

そんなに私はシゲのことを人見知りだと思ってない。手越さんの人見知りのほうがあの明るさがある分なんかリアルに感じられる。

シゲの強みは、人見知りではあるけれど、さらけ出すところはしっかりさらけ出せるところだと思う。あくまでもいちファンから見える範囲での話ですが。

 

サブカルクソ野郎だった。

しかも私が最初思ったよりはるかにすごくすばらしいサブカルクソ野郎だった(語彙力…)

シゲが好きって言ってるものは、結構私がどツボなモノと、全然理解できないモノにはっきりとわかれるということもわかってきた。

私は世のサブカルクソ野郎が嫌いで、その中には同族嫌悪的な感情も多分に入っていると思うのだけど、シゲに対してはそういう思いが微塵もない。

全方位リスペクトのあるサブカル野郎なんだシゲは。

そしてインプットしたものを血肉にしてアウトプットできる人。

 

素敵な声だった。

別に声きっかけで好きになるとかというわけではないけど、でもやっぱり声って重要ですよね。

彼の声そして喋り方にはいつも知性を感じます。

4人で歌っている時にシゲの声が聞こえた時のうれしさ!

興奮して早口になる口調。低い喋り声と、高く響く歌声。私はとても好きです。

 

キレキャラだった。

どうでもいいことにキレていた。

もっとキレてほしいよ~!

シゲのキレキャラもっとお茶の間に浸透してほしいよ~!

シゲの一番好きな声は最高潮にキレてる時の高さの声かもしれぬ。

 

匂いフェチだった。

フェチという言葉が妥当かわからないけど、匂いや味に対してかなり鋭敏なセンスをお持ちですよね。

しかも主にグロテスクな方面に対して。

傘をもたない蟻たちはを読んで思い、変ラボを見て確信に変わったこと。

たぶんそういうところが料理好きやつみがしゅりなところにもつながっていくのか。逆とも言えるかもしれないけどね。

 

ロマンチストだった。

ジャニーズ恋愛力1位とかいうなんか知らないけどものすごくすごそうなタイトルをさらっとかっさらう恐ろしい男。

ジャニーズ恋愛力(だっけ?)1位だぞ!?顔の美しさ1位ならわかる。恋愛力1位!?

そのわりにというか、私はシゲが恋愛に関して語っていることはピンと来ないことが個人的には多い。

小説もあまり恋愛でドッカンくるものってないしな。

私には子どもの恋愛しかわからないだけかもしれないけどなぁ。

ギャップ萌えしたいんだ!運動音痴とかにはギャップがあるんだけど、この顔で恋愛力1位でロマンチストだったらギャップないじゃんってなるw

西川先生がこの間言っていた、あなたは全部理屈で恋愛考えてるじゃない!っていうのが、なんとなく同意できる気がしなくもなかったりする。

 

そして顔が美しかった。

はい。お美しいのです。

100%美しいです。あああ。

 

ということで、結局は前書いたシゲの好きなところの最新版みたいになってしまった。