ここが好きだよ加藤シゲアキ
前回の記事をアップして以降、いろいろと加藤シゲアキとNEWSメンバーについてお勉強しました。
そんな中で、私がシゲを好きになった決定的なポイントがだんだん浮き彫りになってきましたのでまとめさせていただきます。
全体的に、シゲと自分を重ねすぎで自分でもどうかと思うのですがご容赦ください。
・「深夜高速」が好き
私がシゲを好きになってまず間違いないと思ったのは、フラワーカンパニーズの深夜高速が好きというところ。
このあたりは錦戸くんから勧められて…という文脈がついてまわることは承知しているが、
そこは自分の中でまだ受け止めきれていないというか、語る資格がない気がするのでそこは横に置いて。
私もシゲと同じくモテキでこの曲を知った。それこそ人生のテーマみたく思える曲だった。
もうどこって引用しきれないほどすべての歌詞がグサグサ刺さる。
気分が落ちた時によく聴いて、結構な頻度で泣いてしまう(だいたい最後の全開の胸~のところで)
好きな歌でこの曲を挙げるという時点で、どんな言葉を尽くすより信頼できる人だとすぐにわかった。
余談だが、シゲが好きな本として挙げる「ライ麦畑でつかまえて(キャッチャー・イン・ザ・ライ)」を私は読んだことがない。
19歳のときに、これは「10代のうちに読んでおくべき本」だとというのを複数のところで耳にしたので
図書館で借りたけど、結局読まないで返してしまった。
今読むべき時が来たのかも。
・頭がいい(しかも文理問わず)
出身学部も文系なら、小説家という職業も文系なのだが、モノの考え方は理詰めでどちらかといえば理系的な印象がある。
実際国語より理系科目の方が得意だったと言ってたし。
だけど、小説を書けるくらいだから文系的な部分も強く持ち合わせているはず。
これってつまり文系理系というよりは総合的に地頭がいい、論理的に考えることができるってことだよね。
かつ、芸術的なセンスもあると。最強じゃないですか。
私は文系なのに理系に憧れて無理に理系になろうとして失敗した。
だから理系の人は憧れがあって好きなんだけど、でも理系すぎても理解できなくてつらい。
結局シゲみたいなタイプが一番好き。
またまた余談だが、ジャニーズで言うと光一も理系的だけど、こちらはシゲとは違い生粋の理系という印象。
光一は物理とか宇宙とかメカが好きだけど、そういう要素はシゲにはあまり感じない。
言葉で表現するのが苦手だからと、作詞も途中からあまりしなくなったのもシゲとは対照的。
伊野尾くんとかはよく知らないのでわからないんだけど、でも建築学科っていうのはまたシゲとも光一とも違う性質ありそうだ。
さらに余談だが、変ラボ総集編であった「インテリツッコミ」が素晴らしいと思った。
いやいいよあれは。とても好きです。
「じゃがいもは味噌汁に沈むもんね」はインテリらしからぬツッコミとされていたけど、誰にとってもわかりやすくて一番知性を感じたツッコミでした。
ツッコミなのかどうかはよくわかりませんが。
同時に料理男子も感じられて一挙両得。
あまり声を張らずに言う点も良いです。
それが自分で気に入っているシゲも好きです。
・早口
シゲといえば早口。
早口は一歩間違えばオタクっぽいしゃべり方となってしまう。そこはシゲ、オタクっぽさはほぼほぼ無に近いのだけど、でもやっぱり少しオタクっぽい気もする、そこがいい。
宮田くんなんかも私はわりと好きだけど、あそこまで行くとなかなかついていけないと思う人も多いと思う。
シンゴジラ、君の名はを熱く語るというのは私個人としてもとても自然に寄り添えるちょうどいいサブカルとオタクのミックス具合である。
タマフルリスナーというのもなるほどな感が強い。聴いたことないけど。
・生きづらい(でも病的じゃない)(けど超イケメン)
シゲという人は、およそ運動神経と社交性以外のすべてのスペックが高いのにもかかわらず生きづらそうにしている。
生きづらいと言ってもレベルはさまざまだけど、シゲの生きづらさは病名がつくような類のものではなさそう。
単にちょっとこじらせているという、これ自体は世間一般によくある話であろう。なにせ私もそうだからわかる。こんな性格は全然特別じゃない。
だが男性アイドルでこういうこじらせ方をしている人がいるかというと、非常に珍しいと思う。
ちょっとめんどくさい感じだったり内向的なジャニーズというのは何人か思い当たるが、彼らがシゲっぽいかというとぜんぜん違う。
女性だが指原みたいな痛々しい感じともまた全然違うし、子役が性格悪くなって干されるみたいなのとも違うと思う。
鬱屈した青春時代を芸術に昇華させる的な何か(銀杏BOYZ的な)とも、重なる部分はなくもないけど、でもぜんぜん違う。
でもこじれてて自意識過剰で考えすぎなのは確か。
11歳からスポットライトを浴び続けながらも、グループ内の人気のなさに挫折し、同時に高校も大学もちゃんと通って普通の若者をやっていたシゲだからこそ見える世界がきっとあるんだろう。
そして、ひねくれているのを特段隠しているわけでもないのに同時に好青年という印象を人に与えることができているのは、天性の美貌もあるだろうけど、やっぱり芸能界で育ってきたからなんだろう。
そして何よりもすごいことは、その自意識を小説に生かせていること。
アイドルの身では言えないことを小説なら言えるというのは、想像しただけでも痛快だ。
昔からアイドルに限らずいろんな表現者を好きになってきたけれど、なぜ彼や彼女が表現をしなければならなかったのか?という意味では、
シゲほど私にとって納得感のあるストーリーを提示してくれた人は他に今までいなかった。
シゲが小説に出会えて本当に良かった。
長々と述べたが、結局のところアイドルっぽくない性格だから好きなんだな。
なのに11歳からどっぷりジャニーズに浸かっている矛盾が彼を唯一無二の存在にしているのではないかと思います。