美恋魂DVD見ました。
まだNEWSのライブDVDを見たことがない!ライブDVDを見るならまず美恋魂だろう!ということで喜び勇んで通常版を入手。しかし仕事や他のヲタ活動によりなかなかまとまった時間をとれず…結局入手して半月くらいしてやっと見れた!!シゲ鼻血大丈夫ですか!
この記事、美恋魂自体の感想というよりは、「ジャニーズのコンサートってすげー!」っていう感想多めになってはおります。
まず私、ジャニーズのどうでもいいことについては詳しかったりするくせに、生まれてこの方ジャニーズのコンサートに行ったことがないし、DVDを見るのも堂本光一「BPM」以来5年ぶり2回目である。
光一のソロコンは確かにフライングをはじめとして趣向を凝らした演出は多かったし、ダンスもすごいけど、うちわもないし(確か)、メインの演者はひとりだし、ファンに手を振りながら会場をぐるぐる廻るようないわゆる「THEジャニーズのコンサート」というような類のものではなくて、そんなに見ていてカルチャーショックを受けるようなことはなかった。
だからこの美恋魂は私にとっては初のTHEジャニーズ的コンサートの映像である。異文化をギンギンに感じながら見た。
ちなみに私は好きなアーティストのライブ(ホールとライブハウス半々)には年数十回ペースで参加しており、遠征もガンガンやり、稀に夏フェスなんかにも行っている。
以下感想。
・ディズニーランド
当たり前といえば当たり前だけど、やっぱりジャニーズのコンサートは他のライブとはかなり違う。
この感じなんだろう?と思って、自分の中で一番しっくり来たのがディズニーランドに行った感じだということである。
アーティストのライブに行った感じとディズニーランドに行った感じを混ぜた感じ。
特に今回野外だったのと、最後の花火があったのでそう思ったな。
こんなもの見たらそりゃあまた行きたいと思うし、メンバーもまたやりたいと思うよね…!
・人が多い
とにかく人が多い!
普段こんな大きさの会場に行かないので映像でも圧倒されてしまった。
もちろん狭いハコだから感じられる熱量っていうのもあるのも知ってるけど、人数の持つパワーってものすごいね。
そしてただ人数がいるだけじゃなく、ここにいる全員がNEWSのために集まっているという。
ステージから見る景色。
この景色を見たらもうアイドルってやめられないんだろうな。
アイドルの仕事はいろいろあるけど、やっぱりアイドルにとってコンサートをやるというのは他の仕事とは全然違う意味があるんだろう。
この視界いっぱいにファンで埋め尽くされた景色を見て、シゲの「自分の最後のステージはもう終わってしまったのかも」という言葉を聞くと、もう、もうね。
広い会場なんて豆粒くらいにしか見えないじゃんと思っていたけれど、このDVDを見て、アイドルから見て自分が豆粒のうちの一つになれるってすげーじゃんと思ってしまったよ。
・客が若い
4年前だし私もそれなりに若いんだけど、それでも思った。
若い人ばかりではないけど、全体的に若いなぁ。
大学生くらいの人が多そうな印象。
普段、自分の歳よりボリュームゾーンが年上のライブに行くことが多いので
お客さんが若いとなんか変な感じがするのだ。
・曲数が多い
DVDのパッケージを見て目を疑った。
MCなどもカウントすれば50曲以上。
自分が普段参加しているライブでは25曲前後が標準である。
ということはライブの公演時間が長いのか、1曲が短いのか、ロスタイムが少ないのかということになる。
実際に見てみると、たぶんこれら全部あてはまる。
すごいなジャニーズ。こんなにボリューミーだとは思わなかった。
MCは収録されているのは全部ではないみたいなので実際には公演時間さらに長いってことだもんな。すごい。
・同じ曲を何回もやる
チャンカパーナは3回、NEWSニッポンとweeeekと希望~YELL~は2回ずつ。
これも見る前はすごく不思議だった。
実際に見てみると、希望~YELL~以外は単純にアンコールだから同じ曲をやっているということのようだ。
(希望~YELL~は2回やっているというよりも曲の間に別の曲が挟まるという構成だった)
アンコールだから同じ曲をもう1回やるというのは考えてみれば理に適っているんだけど、今まで別の曲をやるのが当たり前だと思っていたので目からうろこである。
・がっつりディープな演出は意外と少ない
なんとなくジャニーズのコンサートってミュージカル風の演出が結構入るようなショー仕立てのイメージがあったのだけど、NEWSというグループのカラーもあるのかそういうのが思ったより少なかったのが意外だった。
ソロコーナーは各々世界観に凝っていたし、こちらも各自演出を担当したというLET'S GO TO THE PLANETS~紅い花のコーナーもおもしろかったし、マーチングバンドもよかったけど、それ以外の部分は別にものすごく特殊な演出っていうのはなかった。
その代わりとにかく会場中を動き回るんだね。
それがNEWSのスタイルなのかなと思った。
・そして、本題
フルスイングの前のMCと、フルスイングへの流れ。
私がこのシゲに対して言葉を尽くしても仕方ないんだけど、これだけのつらかった思いを胸にしまわずにファンの前で吐露してくれる加藤シゲアキという人が好きにならずにはいられなくないですか。
そして、メンバーへの愛を急に抱きつくという形で表現しだすシゲという人ですよ。
私、「一度は終わるかもしれなかったものが終わらずに続いていく」という物語に弱い。
「NEWSから2人が抜けて4人になり、しばらく活動が止まっていたけど再開した」という事実に対して、いろいろな解釈ができると思うけど、ここでのシゲの話ってまさにそういう物語で。
その思いがフルスイングの歌詞にそのままリンクしていって。
MCが終わって4人が向き合ってフルスイングを歌い始める瞬間の迫力は、想像をはるかに超えていた。
そのあとアンコール、ダブルアンコールでずっと4人がありがとうを繰り返していたけれど、
このありがとうは、「来てくれてありがとう」「応援してくれてありがとう」でもあるけれどそれ以上に、小山さんの言っていた「NEWSという居場所を残してくれてありがとう」っていうことなんだろうなって思うともうね。
このDVD、今後別のコンサートをいろいろ見て、また何度も何度も見直さなきゃならないと思ってます。
以下細かな感想。
・フライングでテンション上がって5回転するシゲかわいい&すごい(のか?)
・ポールと台みたいなのに乗っかってるフライング。こういうのもあるのか。ポールダンスみたいでこっちの方が好きかも。
・ヴァンパイアかっこよすぎて咀嚼しきれないのでずっと見てたい
・シゲのカレー食ってるハートの左利きに対するこだわり
・移動するやつが1回だけものすごいスピードで動いていた。はええ!下で人がすごい走ってたけど、まさか人力?そんなわけないよね?? と思ったら、どうも人力らしいですね。すごいな…!!
・バンビーナとDancin' in the secretみたいな方向性、私の中のNEWSのイメージになかったのですごく良いと思ったしもっとこういうのを見ていきたい、衣装もいい
・BE FUNKY!とかFighting Manみたいな方向性の曲が意外と好き
・基本ラップシゲはかっこいいしまっすーのラップと組み合わさるとさらにいい
・どんどんシゲの歌声が好きになっていく自分がいる
・ダブルアンコールの時なぜか突然ヴァンパイアだからさってセリフ言うシゲかわいい
・モニターに歌詞が出るのも不思議だなーと思ったけどたしかに歌詞が出ていたほうが楽しそう
・アンコールの衣装、下駄で踊れるのすごいと思ったけど小山さん以外はかかとに紐があるんだね。なぜ小山さんはないのか。とかそういうディテールを見ていると結構楽しい
あーこんなん楽しくて仕方ないに決まってるよ、クソー。
他のライブDVDも集めて、そして早く実際に参加したい!!
全力で待ってます。カルテットのDVDも待ってます。