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NEWS「NEVERLAND」感想

お題「NEWS「NEVERLAND」レビュー」

 

初めてこういった企画的なものに参加してみます!

ここ数日とにかく移動が多かったのでその最中に打ちまくってたら結構なボリュームになっていました。1枚のアルバムでこれだけの言葉を語らせるNEWSはすごい。

 

NEVERLANDというタイトルを初めて目にしたときから今まですべての期待を超えてきた。
 
私がNEWSファンになって初めてのアルバム。
発売日を心待ちにしてアルバムを手にするということも、私にとっては、気づけば5年ぶり。
それが既存曲が2曲しかない、全20曲、インタールードとシングルとさらにソロ曲とラジオで聴いた曲を抜いたとしても7曲も新曲があるというボリュームのアルバム。すごいよ。
こんなにボリューミーなアルバム初めて見たよ。
あまりにも圧倒的情報量。
しかももちろん曲数だけじゃない。しっかりとしたコンセプト。色とりどりの曲たち。豪華な作家陣。
アルバムのコンセプトや曲のセレクトにしても、ファンのニーズをわかりすぎてる。というか、私がNEWSがターゲットとしてる層にハマりすぎてるのかな?桃源郷はここにあった…
 
特典の鍵が本当に素敵だった。
私はあまりアクセサリーとかもつけないし、ハンドメイド的な趣味もないんだけど、そんな私でもぐっと心惹かれるものがあったもんな。
映像や写真みたいな複製可能なコンテンツじゃなくてそのモノ自体に付加価値をつけたのがよかったって言っている方がいましたが、確かにそうだなぁと思った。
モノとしての鍵というよりはNEVERLANDへの鍵っていうワクワク感を買うようなものかと端から決めつけていたけど、おみそれしました。買うっていうか実質タダだしね。
 
つまり、まとめると、ジャニーズとJEすばら。
今時、毎年アルバムを出せるというだけでも普通のことではないと思う。キャリア積めば尚更。
そこにお金をこんなにかけられるのがすごいし、そのお金をかける方向性がとてもニーズに忠実だと思う。
「ジャニーズだからこそできることをしたい」というNEWS、特にテゴシゲの考え方が今ではとてもしっくりきている私。このアルバムはまさにジャニーズだからこそ作れるアルバム。そして言うまでもなく、NEWSだからこそ作れるアルバム!端的に言って最高。
 
 
 
"The Entrance"
アルバムへと誘う曲。思った以上にディズニー!
このナレーション入りのインタールードを用いた構成はm-floのアルバムでもあったもので、高橋拓=☆Taku Takahashi氏お得意の手法であった…!わくわく。
 
NEVERLAND
アルバムNEVERLANDの幕開けとなる表題曲。
インタビューでも語られていたけど、この壮大なアルバムを束ねるだけのパワーを持った曲。逆に言えばこんな大層な曲が頭でっかちに全くならないくらい、この後に並んでいる曲のパワーがすごい。
7つの脅威だと思ってたけど、驚異なんだね。コンサートでは思いっきり驚かせてほしい!
 
アン・ドゥ・トロワ
重厚なNEVERLANDの次は肩の力を抜いて聴けるさわやか曲。かわいいけれどかわいすぎず瑞々しさみたいなものも感じる。
子どもっぽいようで歌詞を冷静に読むと意外と大人な歌だ。
夢なら覚めないでのシゲの声のハリと、その裏に絡んでくる澄んだ小山さんのファルセットが、初めて聴くコヤシゲ。
 
EMMA
NEVERLANDの世界からは遠いようで結構しっくりきていると思う。
Aメロの裏拍に入るアコーディオンみたいな音とか、意外とNEVERLANDっぽいと思った。
でもこれだけ違和感がないのもインタールードで区切られているおかげというのはあるかも。
 
"7 Elements"
ネバーランドの7つのエレメントをナビゲーションしてくれる曲。
この7のエレメントがそれぞれ曲に対応しているとして…炎と光と踊と魔は普通に考えてこれかなぁとだいたい決まる。音もこれかな、愛もこれかこれかなというのがあるんだけど、水だけがどうしてもしっくりこない。いつかわかるかな。1対1で対応するとも限らないのかな。
インタールードの中でこれとNeverland Cast MembersはTakuさん本人作曲(一応最後のもだけど)。かっこいい。
 
Brightest
最初の2音くらいでああこれがm-flo曲だなってわかった。
歌い出しの小山さんの言葉の詰め込み方が素敵。
m-floはすごく詳しいというわけではないけれど、通ってきていて、NEWSのファンになって少プレでコラボしてるのを知った時は結構テンション上がる程度には好きなんだ。LISA時代もloves時代も好きだけどやっぱりどっちかっていうとLISA時代の方が思い入れがあるのでLISA込みの参加がとてもうれしい!
スタイリッシュかつピュアさも感じさせる、透き通った光をイメージさせる曲。
間奏なんて結構凝った作りになっているけど、コンサートはどんな感じになるのかな?ダンス難しそう。
この次のSilent Loveもそうですがリズムがおしゃれだなあ。四つ打ち一辺倒でない。
シゲクラのライナーノーツ読んで最後のテゴマスをシゲはそう聴くのかと…よりこの曲が光に満ちて聴こえる。
 
Silent Love
個人的にはここからBLACK FIREまでがこのアルバムの白眉。
最近のNEWSでは比較的珍しい、ミディアムで暗めに切ない曲。こんな曲好きに決まってるだろ!
この曲は本当に歌割りが天才。それぞれの声と歌い方にパートの音域とメロディの色がピタリと合っていて、これ以外の組み合わせは考えられない。四者四様に心を締め付けてくる。
抑えめのマスラップがとてもやばい。
手越さんのSilentの発音が好き。
 
恋を知らない君へ
NEWSを知らない君へ。私の2016年の夏はNEWSに出会えなかった夏だった。でもこの曲には出会っていた。そのあとNEWSに出会わなかったらこの曲もNEWSの曲だと知らないまま死んでいったかもしれない。NEWSを好きになってよかった…
 
"Neverland Cast Members"
こんなに2.5次元なメンバー紹介曲があるんだね。
この4つの言葉はラテン語でpotestatem, temps, verbis, spectaculumと綴り、英語だとそれぞれpower, time, verb, spectacleに相当する(適当に調べたので間違ってたらすみません)。verbがTakuの相方で療養中のVERBALにつながるのは偶然かな。
それぞれ効果音が鳴っているのは最初は気づかなかったな。
あまりのアルバムの素晴らしさのあまりまだ映像を見ていないのだけど、映像ともリンクしてるようなので楽しみ。
ここから次のミステリアへの繋ぎが完璧だと思う。
 
ミステリア
はい。好きに決まってますね。
「世界はこんなに美しい」という言葉を加藤シゲアキに歌わせた人、天才。
全体的に洋風な世界観の中に舞う桜が異彩を放っている。きれいなだけの桜じゃなくて、狂気を映し出しているタイプの桜。
大サビをシゲ→テゴに当ててくれたのも素敵…
コンサートの演出にも期待。
 
BLACK FIRE
テゴシゲ尊い、、、、満を持してのロックチューン!!
初聴きの際には出だしのシゲソロに殺されて曲全体の記憶がなくなった。こういう燃え上がるようなシゲの歌が聴きたかったんだ!!本当に最高。B出てます。
中高生の頃にHIGH and MIGHTY COLORをよく聴いていたんだけど、それに通じるところがある。BLEACHっぽいっていうのもたぶんそれ。absにもちょっと近いな〜
う〜〜〜〜ヘドバンしたいよ〜〜〜
コヤマスのAメロも最高にかっこよくてここにも歌割りの妙を感じる。
 
ORIHIME
タイトルからのイメージと一番違ったのがこの曲。
サビの後半の加速感が好き。
「「もういいよ」の声が僕にはまだ聞こえない」というフレーズがとてもせつなくてきれいで、乗っているメロディーとのコンビネーションがまた良い。
スリーナインなんだ…メーテル…いやメーテルじゃなくて織姫だった…銀河鉄道…いや鉄道はミステリアだったか…KAGUYAはどこ行った!
 
流れ星
10年温めていたというヒロイズム×亀田誠治の爽やか王道ポップ。
Jwebでも書かれていましたが10年温めていたものをアルバム曲で盛り込めるというのがこのアルバムのすごさを物語っている。
コンサートの終盤に聴いたら絶対感動するね…!!
 
"The Grand Finale"
「NEWSのみんな」って言い方、かわいいね。
鍵、大事に持ってるよ!ごきげんよう
 
U R not alone
グランドフィナーレの後に待っているのは現実だけれど、この曲があれば、現実に戻ることが怖くなくなる、そんな曲。
「拝啓、あの日の僕へ」の時点でもう名曲だなってはっきりわかる。こんな大名曲をNEWSのために提供してくださったGReeeeN様に心から感謝したいです。
オク下を多用した複雑な歌割り(とてもGReeeeNぽい)のこの曲の上で下で真ん中で鳴り響くシゲのボーカルのなんとパワフルでチアフルなこと!
特に2番のAメロの歌詞が、身を切って迫ってくる。シゲの声はしてると思うんだけど誰と誰が歌ってるのかわかりきれない…
「一切引かないし、一切負けない」この圧倒的な力強さ。NEWSの4人は弱さの表現の仕方が4人とも違うけど、この曲の前では4人とも弱さを隠さず卑屈になることもせずにいてくれる気がして、うれしい。
U R not alone=あなたがひとりじゃない理由は、NEWSがついているからとも考えられるけれど、この曲の歌詞で歌われているのは「昨日までの僕」がいるから。今の自分から過去の自分へ、どこまでも自分と向き合っている歌詞。でも一人称は一箇所だけだけど「僕ら」になっていて、合唱によって「みんな」の存在感も確実にある。四銃士とはまた違った形で、NEWSの「One for all, all for one」の精神を感じた。コンサートで合唱して感動しないわけがない…
 
"To Be Continued..."
アルバム中でツアーに直接言及があるとは思わなかったのでびっくり。本当にツアーにつながったアルバムなんだ…!
 
I’m coming
はい!好き!好きです!今までの手越ソロの中で一番好き!!
本編の世界観が濃すぎておいそれと踏み出せなくて、いい意味で一番軽く聴けるのがこの曲で。現時点でこのアルバムで一番ヘビロテしてるのがこの曲。シンプルにアガる曲だね。AメロもBメロもサビも全部メロディーラインが好きすぎる。
タイトルからの期待を裏切らず歌詞はド直球にエロくて、これだけエロいと普通ウェットになるところ、この曲って 声の使い方やマーティ・フリードマン(!)のギターの音にしてもどことなく「乾いた」という印象があって、それがまた手越っぽいし、いやらしくなりすぎていない。そう、このタイトルが女側のセリフだったのは予想外だった。
スコートって同じ言葉を使ってもここまで違ってくるテゴシゲさすがである。
ヒトカラ愛好家の私としてはたぶんこれカラオケで歌ったらものすごい気持ちいいやつだと思う。人前では歌えないけど…
ライブはバンドかな?ダンスかな?やっぱりバンドかな−!!!!ガンガンに鳴らして不条理な日常を忘れるほどドームを抱いてほしい。
 

ニャン太

タイトル発表以来私を戸惑わせ続けたこの曲。蓋を開けてみれば率直な歌詞とは裏腹にとてもさわやかなポップソング。
私はそんなに動物好きなほうではない。ペットロスの感覚はわからない。だけどペットを喪うことは家族を喪うことと同じことなんだと、私は好きなアーティストの愛犬の死を通じて学んだ。共感はできないけれど、慮ることはできる。19年、ずっと一緒だったんだものね。
セクシーで切ない小山ソロしか知らないし、この曲をコンサートではどうパフォーマンスするのかちょっと想像がつかない。コンサートで見たらまたきっと思うことも変わるのだろうな。
 
あやめ
加藤シゲアキはどこまでゆくのか。このアルバムの中ではダントツで難解。スタッフさんの力は大きいにしても、ドラマ収録や沖縄旅行やラジオの合間にこんなに大きな世界観をもった曲が作れるって恐ろしすぎる…
事前にあった情報は、あやめは虹、多様性に通じること。「大きな愛」と「浮遊感」というキーワード。
シゲ部で聴く音楽の感じが忠実に反映されているなーと思う。女性ボーカルを聴いていることが多いといっていたけれど、サビは女性コーラスとシゲの声が境目なく混ざり合っているような感じがして、そこもまたこの曲のテーマを映し出しているようで。
最後のサビは転調してるのかしてないのかももはやよくわからないくらい主メロが最初とは違う複雑なラインをなぞっている。コードも複雑になっていて、今まで他の音楽で味わったことがないようなとても独特な浮遊感を醸し出している。
シゲソロは星の王子さまくらいからもう言葉で説明することが意味をなさないような領域に達してきていると思うし何もこの曲の中身を私は説明できないし説明する必要もないと思う。と言いつつわりと長く文章書くんだよね。シゲ担だから。
これはめちゃくちゃ個人的で多分私しか共感しないやつなんだけども、この浮遊感と儚さと切なさと痛みみたいなものは私の中の世紀の大名曲であるTMR-eの「月虹」につながるところがある気がして、奇しくもこの曲、虹がタイトルに入っている。表現のスタイルも方法もテーマも何もかも違うんだけど、なにか通じるところがある感じがするのだよなー。なんか鳥肌立った。
もはやシゲソロの一つの定番であり持ち味と化しているポエトリーリーディング。1コーラス目は歌で、2コーラス目はラップになりラップがポエトリーリーディングになるというなだれ込むような展開はなんとなくシゲの小説の展開を思わせるような気がしなくもない。
歌詞って、言葉を使うのは小説と同じだし、確かに共通するところもあるけれど、でも小説と歌詞って全く違う表現だなぁと、シゲの歌詞を見ていると、思う。小説っぽい歌詞や歌詞っぽい小説もあると思うんだけれど、シゲの歌詞は、わりと小説っぽくない部類の歌詞だと思うんだよな。
あやめ=殺める、を絡めてくるのではないか?という予想はあたったけど、あやめず、だった。否定形だった。なんということだ。
「消して」と聞こえるけど、消してなのは一回だけで、残りは「決して」なんだ。「決して」というのは、普通その後に否定の言葉が来るものだけど来ない。決して空想ではない、ということなのか、それとも。「意を決して」の「決して」かもしれない。
そしてこの曲は愛の曲だけれど「痛み」もくっきりと描かれていて、「今だけはキスしてよ」にしても、「今だけ」で。特設サイトのメッセージと、歌詞を見比べて、ずっと、考えている。
ライブではどんな感じだろう、きっと、艶やかでファンタジックな演出で魅せてくれるんじゃないかな。英語詞の部分とか絶対ものすごく叙情的だよ。踊るかなぁ。とても楽しみ。
 
FOREVER MINE
山下達郎さんのカバー。
私は岡田くんの東京タワーを観たのでたぶんこの曲の原曲は聴いたはずなのだが、正直あまり記憶がなく、実質初聴きだった。
「コンサートの前にいつも聴いて気持ちを鼓舞している曲」とのことだったので、意外とアップテンポなのかな?とも思ったがそうではなく。優しい、強い、曲だった。こんな思いで、増田さんは、コンサートに臨んでくれていたなんて…
私は増田ソロといえば爆イケである世界線で生きてきた。テゴマスもちゃんと聴いていない。増田さんの裸の歌をここまで一曲まるまる集中して聴ききったのは実は初めてだったかもしれない。増田さんの声、じっくり聴かせてくれてありがとう。
「さあ」や、「おちていこう」の「う」の張った声が、微かに山下達郎を感じさせつつも、でもやっぱりとても増田さん。ここ、増田さんの声の一番気持ちいいところだなあ。
この長いアルバムを締めくくるのにふさわしい素晴らしい歌声だった。